【続き】校正能力検定試験を受けたきっかけとは、という話

こんにちは!Aki’s Proofreadingの明子です。
お盆が過ぎても暑い日が続きますね、10月も平年より気温が高いという予報もあるようです。
ラジオからこのニュースを耳にして、「衣替えいつにしよう」ということがまず頭に浮かびました。服装に困る季節到来です。

さて前回は、以前の職場で上司に同行した際に出会った方の名刺を拝見して、資格というものの意義を感じた、ということをお話しました。

名刺を拝見したときの印象が強く残り、わたしが今こうして校正者として仕事をしようと決めた時、これまでの職場ごとに覚えてきた校正方法だけでは正式な校正者として成り立たないと感じ、時間をかけてでも正式なスキルを身につけようと決めたのでした。

そこでわたしは、日本エディタースクールの通信教育で学び直すことを選びました。
実は昔むかし20年以上前、この通信教育をわたしは一度挫折しています。当時のわたしはすぐに物事を「無理」と諦めてしまうことがあったので、数カ月で挫折しました。その心残りもあり、必ず今回は完遂しようと強く心に決めて、受講料や受験料の捻出もちょっと思い入れのあったものを現金化して準備しました。

実際に受講してみたら、ムムム、難しいじゃないか。

実際に学習を始める前は、経験者であるという思い込みから随分軽く考えていましたが、受講を開始した途端、今まで使ったことも見たこともない校正記号がわんさか出てきて、「こりゃ8カ月持つだろうか」という不安もありました。

その時役立ったのは、数年前から友人の好意で続けている1on1の英会話での考え方でした。
1on1の英会話のおかげで、「文法や単語を間違えてもいいからなんとかして相手に意思を伝える」という、ある種の「開き直り、諦め」という心持ちを身につけることができています。そのため、校正コースを受講する際も、今まで身につけたことは一旦白紙にして、校正コースの8カ月に身を委ねようじゃないかと、考え方を軌道修正することができたのです。

前回も書きましたが、資格や検定というと「履歴書用」とか「資格マニア」とか揶揄的にいわれることもありますが、わたしは、目的に至るための目標としての、資格や検定受験は非常に有用なことだと考えています。合否がどうであれ、そこまで至ったプロセスや想いを大切にしたい。

なんと7月に受験した校正能力検定試験中級の結果が9月に送付されてきます。非常に緊張しておりますが、不合格であれば再試験、合格であれば上級試験と次の道は決めているので、いずれ前に歩み続けるしかありません。

ま、一歩ずつ一歩ずつ進んで行きたいと思います。よんなーよんなーいきましょうね。

では、また!