一番暑そうな言葉は寒い日に語ろうよ、という話

大変ご無沙汰してました。改めまして、個人事業主で文字校正、取材執筆ライターとして、言葉にかかわる仕事をしております「Aki’s Proofreading」の内田明子と申します。
個人事業主は、自分ごとは後回しになるというのを実感しております。

まずは反省(言い訳)の言葉から

このブログを更新することも営業のひとつだとは重々承知しておりましたが、明日やろう、あとでやろう、が、こんな年月になってしまったことを反省しておりますm(_ _)m
小学生のころ、🎵あすな〜ろ あすな〜ろ 明日はなろう🎵と「あすなろ」という歌を学びましたが、「あすや〜ろ、あすや〜ろ、明日はやろう〜」と心で歌いながら早何年。
最後の更新は2022年…。3年半、寄る年波には勝てないなということを実感する日々が過ぎていきました。

それにしても、朝の挨拶が「今日も暑いですねー」になるほど、連日暑いですね。
数年前までは各地で気温が36度というニュースを見ると「体温じゃん!」などとおもしろおかしく話題にしていましたが、それがこのところは全国の天気のどこかでは猛暑日どころか40度を越す酷暑日に。

みなさん少しでも涼んでいただけますように

我慢が美徳はもうムリ、この暑さじゃ

実は先日、ある地域の伝統的なお祭りに参加する団体を取材する予定だったのですが、「暑さ指数(WBGT)が31を越えたため」、中高生や子どもを含む団体は出演が中止となり、取材がキャンセルになりました。
「暑さ指数(WBGT)」というのは、もともとはアメリカで開発された指数で、現在では環境省も情報を提供している熱中症の危険度を判断する数値とのこと。当日は暑さ指数が危険を示す31以上となっていたようです。サイトによると31以上とは、参考気温は35度以上、熱中症予防運動指針としては「特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。」と記載されていました。

参考サイト:環境省熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/

正直、出演中止と聞いてホッとしました。わたしは昨年までも取材に伺っていて、その際も各団体が工夫を凝らし、ノズル式の噴霧器で演舞者に水を撒くなど対策をしていました。それでもこの暑さでは文字通りの「焼け石に水」。出演中止を決めた自治体の方々は賢明なご判断だったと思います。お祭りで出演団体が減るとなればスケジュール調整もあるでしょうし、盛り上がりにかけてしまう、という、運営面での迷いはあったかもしれません。それでも人の命を最優先とした実情に即した柔軟な判断をされたことは、すばらしいと思いました。来場された方々もさすがにこの暑さでは出演中止に非難はしないでしょう。我慢が美徳の気象状況ではもうない。

この気候変動対策については、各スポーツ界でもさまざまな取り組みがなされているようです。
これまでは「雨天中止」という言葉がありましたが、これからは「猛暑中止」という言葉が主流になっていくのかもしれないですね。
先週までサッカーW杯が行われて寝不足な方々が増えた日本国内でしたが、国内サッカーでも盆地のように囲まれたスタジアムで帽子を被ることなく90分走り続けるのは、いかに強靭な体とはいえ、観ていて心配になります。

目で涼んでいただける画像にしました

酷暑日という用語が決定。これが最大でありますように

ところで、夏生まれのわたしでさえ耳にするだけでげんなりする「酷暑日」という言葉は、気象庁で実施したアンケートをもとに「最高気温が40度以上の日についての新たな名称」として今年の4月に決定されたものです。気温が25度以上の日が「夏日」、30度以上の日が「真夏日」、35度以上が「猛暑日」、そして40度以上が「酷暑日」となります。

そんな中、以前オンラインセミナーを受講し、今もたびたび(ときどき)愛読している毎日新聞校閲センターさんの「毎日ことばplus」というサイト、2018年の記事を見つけました。その記事によると、「酷暑、炎暑、極暑、激暑」の中で一番暑そうなのは?というアンケートを2018年に行ったところ、33.7%の回答が「酷暑」だったんだそうです。「猛暑日」が気象庁の予報用語となったのは2007年。そこからおよそ20年経ち、「酷暑日」という言葉が気象庁で決定されたということ。このまま地球温暖化が進んで、これから20年後に新たな予報用語が作られないことを祈るばかりです。

そういう仙台は、まだ梅雨明けしていないんですよね。夏本番ってこれからなんでしょうか。どうぞご安全にお過ごしください。

参考サイト:「酷暑」「炎暑」「極暑」「激暑」…一番暑そうなのは – 毎日ことばplus
https://salon.mainichi-kotoba.jp/archives/112289