先日、赤十字病院で心肺蘇生やAEDの使い方を学ぶ救急講習を受けてきました。
参加者には、以前にもAEDの講習を受けたことがある方々や医療関係の現場で働く方などが多いようでしたが、実技を伴う救急講習は、私にとって初めての経験でした。
今年、親子向けのAED講習のイベントを取材したことはあったのですが、取材する側だったこともあり、実際に何かに触れることはなく、今回の講習で本格的な実技を通して学ぶことができました。
なぜ今回、救急講習を受けようと思ったのかというのは、私自身の事情があります。これまで長く続けてきた献血ができなくなり、それに替わる形で、自分にできる人助けを身につけたいと思ったのです。
心肺蘇生やAEDについて、なんとなく知っていても、実際に自分でやってみる機会はなかなかないですし、AEDにはわかりやすく説明書きがなされていても、”とっさのとき”に対応するにはやはり一度でも使い方を習っておかないとおそらくうろたえてしまって、スムーズにいかないだろうと。
練習は本番のように
今回の講習では、
まずは座学として「赤十字救急法とは」や「手当の基本」を学び、あとは実技として練習用のAEDや、模型を使って心肺蘇生法を学んでいきました。
一連の手順を教わって感じたのはやはり、一度講習を受けただけでは、いざというときに習った通りに動くのは難しいだろうということでした。
声のかけ方や周囲への協力の求め方、救急隊に引き継ぐまでの流れ。模型を相手に練習したとしても、目の前で本当の人が倒れていたら、焦ってしまうでしょう。
目の前の人の命に関わる場面で、自分はきちんと向き合えるのだろうか。そんなことを考えさせられ、
今回、わかりやすく丁寧に教えてくださった医療従事者の方々への感謝を改めて感じました。

当日は実技と筆記の検定もあり、赤十字ベーシックライフサポーターという認定証をいただくことができました。それでも、一度受講しただけで救急法が身についたとは思っていません。今後も機会を見つけて再受講したり、もう一歩進んだ救急員養成講習に進んだりして、学んだことを忘れないようにしたいと思います。
誰かの役に立てるかどうかは、実際にその場面に遭遇しなければ分かりません。それでも、いざというときのために学んでおくことには意味がある。そんなことを感じた、学びの秋の一日でした。
ちなみに「赤十字」って言葉は知っていても果たしてなんぞや、ということで新明解国語辞典さんで調べてみると、
せき じゅうじ【赤十字】
(一)白地に赤い十字形を表わした、赤十字社の記章。
(二)博愛の精神に基づき、有事には傷病兵や災害者の救護、平時には一般の治療・予防を行なうほか、国交のない二国間の交渉の斡旋などの事業をする、世界的組織の団体。
『新明解国語辞典第七版』(三省堂)より引用
「国交のない二国間の交渉の斡旋などの事業」というのは知らなかったです。
救急員養成講習は年に数回しかないみたい
いずれ、今回の講習では赤十字病院に勤務されている看護師の方々のわかりやすくためになるお話が満載でした。
「次回の救急員養成講習を受ける際には今回と同じ講師の方々でお願いします、って申し込みの時に言ってみてください」ということだったので、申し込み時には一言そえてみようと思います。
