とある校閲オンライン講座にて

昨年からオンラインで何かをするという機会が増えてきた中、わたしも昨年から数回、某大手新聞社さんのオンライン講座を受講したり、オンラインミーティングを行ったりするようになりました。

その某大手新聞社さんのオンライン講座というのが非常に勉強になる講座でして、お仕事の傍でこの講座の準備をするは大変だろうなというのが伝わってきます。ある日担当された先生が、とても真剣に校正校閲のお話をしながらも、時折ご自身の趣味のことになると夢中になって話をされている姿がとても印象深く、対面で話をしたらとても会話がはずみそうな面白そうな方でした。

もちろん、本題の校正校閲のお話は非常に充実したお話ばかりで、わたしは必死にメモを取りました。その時のメモは今でも机に貼っております。

その中で特に印象的だったのは、

「校閲者は執筆者の敵ではない」という言葉。

目的は共通なのだから、丁寧なコミュニケーションで、よりよいものを。個体としては独立しているけれども、ゴールは一つですものね。とてもハッとさせられたと同時に、なんだかホッとした講座でした。